2008年5月10日土曜日

有朋自遠方来、不亦楽乎。













21年前、大連外語で学んだ同学・・川瀬明彦くんがマレーシア、シンガポール、香港、蘇州の長い海外勤務から東京勤務になり、家族で帰国した。

海外勤務の時も帰国すると良く訪ねてくれて、一緒に飲んでいたが、今回は本帰国と言う事で、これからちょくちょく飲めるようになったのは嬉しいことだ。友遠方より来る、亦楽しからずや、遠方から近場に越して来たのだ、こんな楽しいことはない。

荻窪で待ち合わせ、もつ焼きの加賀藤でホッピーで乾杯した。川瀬くんはホッピー初体験だそうだ、労働者の酒だよって勧めたら、気に入ってくれたようだ。そのあと、いつものようにはしご酒・・阿佐ヶ谷にもどり、居酒屋「だいこん屋」餃子屋「豚八戒」・・・

1986年〜89年まで大連外語学院で漢語を学んでいたとき、彼はある商社から中国語を学ぶために派遣されていた。僕らは1日1.5ドルか2ドルの留学生寮にいたが、彼は高級ホテル「南山賓館」に宿泊していた。留学と言っても、会社派遣となると大変だ、仕事として中国語を会得しなければならないのだから。ホテルで鉢巻きをして勉強する姿を見た事て恐れ入ったことを覚えている。

たまのリクレーションで卓球をしたりもしたが、彼の攻撃は相手の虚をつく事が多く、僕は商社マン攻撃と呼んでいた。

川瀬くんと飲むのはとても楽しく、色々は話しが盛り上がる、世の中の事、商売の事、食い物の事、酒の事・・・いつも終電を過ぎ、タクシーで帰らせる羽目になる、昨日は終電で帰すと約束していたが、やはりいつものようにタクシー乗り場で手を振った。長年連れ添う奥様と柔道修行している息子さんに可愛いいお嬢様がいるのに、ほんとごめんなさい。

そうそう、留学生仲間と言えば、岡田勝くん(当時神戸外大の1年生)も1年間一緒に勉強した。一緒といってもこちらは初級班、彼は高級班で当時からずば抜けて中国語が上手かった。寮の向かいの部屋で、良く白酒(1本50円ぐらいの安い白酒)を飲んで議論していた。一つ彼の知らない事を暴露すると、白酒を飲んでへべれけになった彼が寮のトイレの小便器にげろして、便器が詰まった事件があり、僕が素手で便器を掃除したのだ、その頃彼は夢の中・・・今のようにデジカメがあればブログに載せたのに、残念。

大学卒業後外務省に入り、外務省の中でもぴか一の中国語の使い手として、代々の首相の通訳をしている。この度も福田総理の通訳として胡錦濤国家主席の側にいて毎日テレビに出てくる。

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