2008年5月31日土曜日

究極のトマト狼桃のカリー











最近、阿佐ヶ谷荻窪引き蘢り状態です。引きこもっていても美味しいものを欲してしまうのは生来の食いしん坊DNAの仕業なのでしょう。

さて、とっても嬉しい情報です。四万十川の上流で本当に美味しいトマトを作っている農家があるのです。DMファーマーズの野中さんご夫婦(写真左)です。トマトの原産地アンデスに近い環境でトマトを育てています。そのトマトは「狼桃」と言いますが、酸味と甘みのバランスがとれた究極のトマトなんです。大好きなカレー屋さん、荻窪の「インド風カリーライス すぱいす」のオーナーシェフの佐藤さん(写真右)に狼桃でカレーを作ってみませんかとトマトを持参したのです。佐藤さんはこのトマトを気にってくれて、遂にすぱいすのカリーと狼桃のコラボレーションが誕生しました。

早速食べてきました。通常のカリーソース(鶏ガラスープがベース)にトマトピューレを加え、少々酸味を出したソースにグリーンの狼桃をクラッシュし、少し煮込み、湯むきしただけの狼桃を丸ごと入れたものです。フレッシュはハーブの清涼感のある香りとともに狼桃の美味しさを際立たせています。さすが佐藤さん・・・それに狼桃

今回は狼桃64個を送ってもらいましたので、多分3、4日で売り切れてしまいそうです。次の収穫は来週後半か再来週の頭になりますが、それが今シーズンの最終収穫です。また、来年の4月まで食べられないんです。

もう一度食べた〜い。そうそう、すぱいすには他にも美味しいカレーが色々あります。それぞれ素材にこだわり、そーすにこだわった本当に美味しいカレーです。イベリコ豚のカリーもお勧めです。こちらのイベリコ豚も2年前に佐藤さんに勧めて作ってもらい、大人気になったものです。多くの食いしん坊に食べてもらいたいです。

2008年5月10日土曜日

有朋自遠方来、不亦楽乎。













21年前、大連外語で学んだ同学・・川瀬明彦くんがマレーシア、シンガポール、香港、蘇州の長い海外勤務から東京勤務になり、家族で帰国した。

海外勤務の時も帰国すると良く訪ねてくれて、一緒に飲んでいたが、今回は本帰国と言う事で、これからちょくちょく飲めるようになったのは嬉しいことだ。友遠方より来る、亦楽しからずや、遠方から近場に越して来たのだ、こんな楽しいことはない。

荻窪で待ち合わせ、もつ焼きの加賀藤でホッピーで乾杯した。川瀬くんはホッピー初体験だそうだ、労働者の酒だよって勧めたら、気に入ってくれたようだ。そのあと、いつものようにはしご酒・・阿佐ヶ谷にもどり、居酒屋「だいこん屋」餃子屋「豚八戒」・・・

1986年〜89年まで大連外語学院で漢語を学んでいたとき、彼はある商社から中国語を学ぶために派遣されていた。僕らは1日1.5ドルか2ドルの留学生寮にいたが、彼は高級ホテル「南山賓館」に宿泊していた。留学と言っても、会社派遣となると大変だ、仕事として中国語を会得しなければならないのだから。ホテルで鉢巻きをして勉強する姿を見た事て恐れ入ったことを覚えている。

たまのリクレーションで卓球をしたりもしたが、彼の攻撃は相手の虚をつく事が多く、僕は商社マン攻撃と呼んでいた。

川瀬くんと飲むのはとても楽しく、色々は話しが盛り上がる、世の中の事、商売の事、食い物の事、酒の事・・・いつも終電を過ぎ、タクシーで帰らせる羽目になる、昨日は終電で帰すと約束していたが、やはりいつものようにタクシー乗り場で手を振った。長年連れ添う奥様と柔道修行している息子さんに可愛いいお嬢様がいるのに、ほんとごめんなさい。

そうそう、留学生仲間と言えば、岡田勝くん(当時神戸外大の1年生)も1年間一緒に勉強した。一緒といってもこちらは初級班、彼は高級班で当時からずば抜けて中国語が上手かった。寮の向かいの部屋で、良く白酒(1本50円ぐらいの安い白酒)を飲んで議論していた。一つ彼の知らない事を暴露すると、白酒を飲んでへべれけになった彼が寮のトイレの小便器にげろして、便器が詰まった事件があり、僕が素手で便器を掃除したのだ、その頃彼は夢の中・・・今のようにデジカメがあればブログに載せたのに、残念。

大学卒業後外務省に入り、外務省の中でもぴか一の中国語の使い手として、代々の首相の通訳をしている。この度も福田総理の通訳として胡錦濤国家主席の側にいて毎日テレビに出てくる。

2008年5月8日木曜日

映画の楽しみ方



立川での仕事を終え、ちょうど観たかった映画「ゼアウィルビーブラッド」を上映していたので観る事にした。チケットを買おうと思うと、既に上映開始されているので入れないと断られた・・・まだ10分しか経っていないし、別に困らないから入れて下さいとお願いしたが、だめだった。

最近の映画館は入れ替え制になっていて、すっごく不便だ。父は映画が大好きな人で、僕も子供の頃から良く映画に連れて行かれた。父は映画の途中でも平気で入り、次の回の観たところまで観て出る。いつもこんな見方で、当時は嫌だった。しかし、いつの間にか僕自身も映画はどこで入っても平気になった。もともと映画はカット事に撮り、最後に編集する。だから途中から観ても、頭の中で編集すれば良いのだ。時にはディレクターズカットよりも良い物になる場合もあるかも。

入れ替え制だと空いた時間に好きな映画を観る事ができない、上映時間に合わせなくてはならないから、自分の都合で観られないのだ。これはなんとかして欲しい。

どうしても観たかったので、次の上映まで3時間、時間をつぶすことにした。ゆっくりと昼飯を喰い、古本屋で本を買い、電気量販店でPCを見て、街をぶらぶら・・・まだまだ時間がある。しょうがないので喫茶店に入った。ルノワールだ。この喫茶店はあちこちにあるが、どこも広いスペースとゆったりとしたソファーが売り物だ。学生時代には体育館と呼んで重用していた。紅茶を飲みながら本を読んでいると、後ろの座席から独特のイントネーションでの話し声が聞こえて来た。茨城弁だ・・・何とも愛嬌のある訛だ、この言葉を話す人は悪い人に思えない、不思議な訛、この訛を使って人をだます事はできないような気がする、振り向くと、50代のおばさんが楽しそうに話している。底抜けに明るい茨城訛の井戸端会議を聞いているうちに映画の始まる時間になった。

ゼアウィルビーブラッド・・アカデミーショー主演男優賞、撮影賞を取った、大好きなダニエルデイルイス主演の映画だが、壮大な舞台の割りに、力が入り過ぎ、今ひとつ深い感動が無かった。少々腰砕けでした。残念。。。

写真は立川駅の立川中華街「孫」で食べた海鮮お粥と大根とホタテの饅頭、まあまあです。

2008年5月3日土曜日

阿佐ヶ谷 美味しいはしご喰い


久々のブログ・・・いつも書こう書こうと思いながら酔っぱらって寝てしまうのです。

世の中は大型連休の後半だと言う。昨日(5月2日お昼)〜今日のお昼までの食いしん坊なはしご報告です。

昨日のお昼は阿佐ヶ谷で言った事の無いイタリアン・・シェナーベに行ってみた。サービスの女性は感じが良く、てきぱきと動いていた。ランチタイムは2種類のランチメニューしかなったので茄子のトマトソースのパスタコースを注文する。これにサラダとデザート、コーヒーがつく。オーソドックスでしっかりとした味のトマトソース。ただ、おばちゃま軍団の話し声が大きく長居はできない。

さて、夜のソースはお魚の美味しい海舟・・・ここは時々のれんをくぐるがいつも新鮮で美味しいお魚があり、盛り合わせ1人前1200円でボリュームもある。本日はかつおの刺身、蛸、小イワシ、さより他でした。その他の料理も安心して頼めるのだ。この他、新ジュンサイの酢の物、鯛の頭の塩焼きで生ビール2杯、日本酒3合飲んでいい気持ち。。。んで帰って寝ようと思っていたのに、帰り道に運悪く豚八戒があるのだ。席が空いている・・・よらない訳にはいかない。お腹いっぱいだし、汾酒とキュウリの干しエビ和えを頼む。ここはいつも心地よい。結局、汾酒と生ビールで気持ち良くなる。2時の帰宅。

今朝は6時に目が覚めて、コンピューターに向かい、やりかけの仕事を終える。朝ゴハンは揖保の糸を2束とトマトジュース1杯。

お昼は近所のラーメン屋?いや、そば屋の春木屋本店で塩ラーメンを食べた、これはなかなか良かった。中華そば680円なのに塩ラーメンは900円・・・何が違うのか、最高級の塩かはたまたスープにこだわりが・・・違いました、塩ラーメンには焼き湯葉と海苔、わさび、小梅が付いている。愛想の良い女将さんが、初めてだと言うと説明してくれた。ラーメンを食べる前に、海苔に焼き湯葉を巻き、わさびと醤油を付けて食べる。それからラーメンへと進む、お好みで七味を入れてと言って「原了郭の黒七味」を出される・・これは嬉しい。更に麺を食べ終わったら、小梅をスープに入れ、潰しながらスープを飲んで下さい、次からはご自由にお召し上がり下さいっと。

スープは至ってシンプル、物足りない感じはするが、最後まで飲んでしまった・・と言う事は美味しかったのか。お勘定をする時に愛想のいい女将さんに、焼き湯葉と海苔は何のためなんですかと質問してみた・・・スープが淡白なので口の中を湯葉でまろやかにしてもらうのだと、面白い。こんなこだわりが食いしん坊にはたまりません。

いやはや、昨日から喰ってばかり、3ヶ月で10kg落とす目標はどこへやら。

写真が無い物が多いのです、美味しそうな匂いを嗅ぐと写真を撮る事を忘れ、本能的に割り箸を割っているのです、そこからはオートマティック♬