9月18日から岩手県にボランティアに来ています。
一関に本部を置くNPO法人の活動に参加して、週に4回の炊き出し活動を行っています。
陸前高田市と南三陸町の仮設住宅で週2回づつです。
瓦礫は大きなボタ山のように点在し、まだまだ、物理的傷跡も色濃く残っています。しかし、被災者の方々の心の傷の方は計り知れないものが感じられます。
南三陸町で毎回手伝ってくださる被災者の女性は、明るく、冗談を飛ばし、元気な笑顔を見せてくださいますが、先日お茶を飲みながら震災後23kg痩せたと仰っていました・・・途方もないストレスがあったのでしょう。
被災地への支援も岐路に立っていると思えます。援助を受けるのが日常化し、被災者の方々の自立しようと言う動きへの妨げになっている場合があるからです。
実際、ある仮設住宅の自治会長さんは嘆いておられました。「支援を当たり前だと思い、自分たちで何かしようと声をかけても、参加する人は非常に少ないと」
これから、どうすればいいのか、被災者の方も支援する側も、国も地方自治体も企業も大きなビジョンのもとに知恵を絞らなければならないと感じました。
個人個人も何かできるかを考える時だと思います。
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